SWISS DESIGN KIOSK

専用什器

スイスのデザインプロダクトをよりよく魅せるための新しいプラットフォームは、機能的にどんなものがいいのかを考えることから始めました。いろいろ考えましたが、親交あるスイス、クール出身のデザイナーでスイスデザイン賞の部門賞を2度授与されたキャリアを持つ Colin Schälli(コリン・シェーリー)に相談することにしました。

何と言ってもキオスクスタイルで

それぞれのプロダクトがよりよく見えて、すっぽり収まる展示棚

– 異なる展示販売先のスペースに応じて、違う見え方ができるもの

– キャスターがついて移動ができるもの

大まかな概略と希望だけ伝えてコリンにデザインを託すことにしました。コリンは短期間でリサーチを重ね、得意とするモジュールの考え方をベースに見事なスイスデザインキオスク専用什器を3台デザインしてくれました。

1200 mmで奥行きが350mmのシェルフがスーツケースのようにヒンジ(蝶番)で開閉し、サイズがそれぞれ倍になります。写真のようにそれぞれを閉じたり、開けたり、半開きにしたり。180度に広げた際には、幅は2400mm となります。閉じて重ねた際には、奥行きのある棚板が出現するのです。図面上では中々、想像することが容易ではないのですが、デザイナーは頭の中で描いているのですね。

デザインが優れているのは言うまでもないのですが、これを組み上げ、仕上げて頂いた埼玉の天匠戸沢忠蔵氏と二代目忠勝氏率いるヒノキ工芸の心意気と技術に深く感謝しています。デザインと木の素性、そして素材の特徴をうまく引き出すことを知り尽くしたヒノキ工芸ならではのデザインエンジニアの領域も兼ねた仕事には、毎回驚かされます。

今回、外側の見えるところには、戸沢忠蔵氏が数年前にスイスで直接、買い付けた通称 Aroma wood と呼ばれる Arven holtz (ヨーロッパハイマツ)の特厚突板を惜しげも無く使い、内側にはプロダクトより目立たぬよう、日本のヒバの突板をお使い頂き、什器だけでまさに「香りの共演」を実現して下さいました。スイスと日本、そしてデザイナーコリンとヒノキ工芸の友好の証にと。

スイスデザインキオスクの什器は、訪れる人たちの鼻腔を刺激し、ウレタン塗装のない木の表情を目でながら、優しい木肌に触れられるという五感をも楽しませてくれるものになっています。ぜひ、お立ち寄りいただき、什器からご堪能頂ければ嬉しい限りです。

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